アルパカの毛は、「高級感があり上質で素直」というのが
独特のいいところですが・・・
実は、これは伸縮性にやや乏しいということでもあります。
言いかえると少しガンコで、融通のきかない所もあるのです。
絹のようなしなやかさと光沢、滑らかさを持つ
アルパカの毛ですが、手編みの場合は、
目が合わせにくいという感想も多く聞きます。
ですが、そこをうまく乗り越えてアルパカの毛を
使いこなせるかは、個人の技術です。
少しきつめに編むとだんだんと手が慣れてきますし、
本来が素直な毛なので、おもしろいように目が揃ってきます。
また、よくあることなのですが、
編んでいる時には多少凹凸しているように見えても、
完成したものをしばらく寝かせておくと、
いつの間にか綺麗になりますし、
実際に身に着けていると目はさらに揃ってきます。
いずれにしても、アルパカの毛は羊に比べると
少しだけガンコなだけなので、
伸縮性のほとんどないコットンとは違いますので、
決して扱いにくい素材ではありません。
この季節に手編みの手袋やマフラーを作ってみてはいかがですか?
まだコメントはありません。